
Amazon.co.jp: 独白するユニバーサル横メルカトル: 本: 平山 夢明
長いくせに妙にキャッチーで頭からはなれないタイトル、H.R.ギーガーをパロった?表紙、前から気になってたんだけど古本屋で見かけたんで買ってみた。
ホラー系の短編集…かな一応。相当スプラッターな描写もあるんだけど、あんまり怖くはない。ホラーの怖さってよりはどっちかというと怪奇な感じか。世界観が狂ってるというか。アイデアの豊富さとか含めて江戸川乱歩なんかにも通ずるものがあると思う。表題作なんか地図が独白してたり…ってそのまんまかい!
この人の作品、初めて読んだけど他のもいけそう。

Amazon.co.jp: はやぶさ—不死身の探査機と宇宙研の物語 (幻冬舎新書): 本: 吉田 武
2010年の地球帰還を目指して今も宇宙を飛び続ける探査機はやぶさのお話。JAXAのWebサイトも当然、はやぶさはずっとフォローしてるけど、専門用語や固有のパーツ名なんかが唐突に出てきてあんまり伝わってこない。そんなわけで、スゲーなぁとか思いながらも細かい事はわかってなかったんだけど、この本を読んだら、何が目標だったのか、何が成功/失敗したのか、今の状況はどうなのか、みたいな事がわかるようになった。
例えば一昨日のニュースなんかも大体理解できてしまう。
ISAS | 小惑星探査機「はやぶさ」イオンエンジン−Cへの切り替えに成功 / トピックス
前半はJAXAの前身(の片割れ)宇宙研とその創設者、糸川英夫の話。糸川氏は旧日本軍の戦闘機「隼」の設計に関わった人でもあって、今回の探査は、そのそれぞれのネーミングからしても、日本のこれまでの宇宙探査史の総括的なものだったんだろうな、と理解した次第。いや〜ぜひ帰ってきてほしいね。
どうでも良いけど“宇宙研”って一発変換だな。

Amazon.co.jp: 神様のパズル: 本: 機本 伸司
飛び級で進学した天才美少女と卒業も危ういダメ学生が「宇宙は作れるか?」という難題に挑む…その設定プラス表紙絵でうまくライトな方向も盛り込んだハードSF。読みやすいし良いバランスだと思った。理論の部分とかで今イチ想像が追っ付かない、頭に入ってこないところはあるけど、そういうのも疾走感に繋がってるしそれはそれで気持ちいい。まあ本当は「ウソつけ!w」とかツッコミ入れながら読めたらもっと楽しいんだろうけどな。挫折した超ひも理論の本でもまた読んでみようか…
中盤のノリで暴走してハードに描ききってくれても面白かったけど、終盤はアクション的な要素も入ってきて、より人間的な話としてまとまってる。映画化も、変に色をつけなければ普通に良い青春映画になりそうだ。“ちょっと未来”とか日本の実写映画は苦手そうなんで(なんとなく…)、現代の設定でも良いのかも。

先日話題になっていた『ゲドを読む。』を入手!今日たまたまTSUTAYA 六本木店に寄ったら入り口に山積み状態でした(色は赤と青)。実は配布開始から数日後、近場で探したけど見つからなかったこの本。ちょっと見てみたかったのでラッキーでした。
この企画は映画DVDと小説のプロモーションとして、文庫本型フリーペーパーを110万冊配布するというもので、プロデュースは糸井重里、装丁は佐藤可士和、そして中沢新一…『ほぼ日』つながり?何にせよ久々に大仕掛けの面白い広告だと思う。でもこれ、ターゲットが完全に大人なんだよね。ジブリ的にはどうなんだろ?