
オープン当初は(おそらくJavaScriptの不具合からか?)ブラウザがSafariだと検索すらままならずというダメっぷりだったブックオフオンライン。久しぶりに訪れてみたら、使えるサイト/サービス内容に生まれ変わっていた。1500円以上で送料無料はamazonと変わらないし、amazonの「お気に入り」ほどの機能は無いけど一応ブックマークを保存できたりもする。
定価¥6463を当然古本ではあるけど¥2650で購入。宮崎駿関連のハードカバー2冊がそれぞれ¥500と¥850とかなりお値打ち。ブックオフならではのフラットな値付けはハードカバーには効くのかな。逆に文庫は相対的に高く感じるけど、計1500円以上にさえなっていれば、少しばかり高いとか安いとかは無問題。(なら新品を買え!?)
今回のはちょっと影響がわかりやすいセレクトかな。『篦棒な人々』は、たけくまメモのたけくま氏の本で、『死ぬことと見つけたり』は(たしか)finalvent師が面白いと書いていた本。本に関しては音楽や映画以上にWeb上の評価が役に立ってると思う。駄作を読まずにすむというか。
ブックオフのサイトというと、他にイーブックオフというのもある。どう住み分けてるのか前から不思議に思っていたけど、ブックオフオンラインは直営、イーブックオフはフランチャイズらしい。こっちも買う本があれば試してみよう。
最近は他にもamazonマーケットプレイスやYahoo!オークション 本、雑誌なども試してみてる。それぞれなんとなく向いてる路線/価格帯がある感じ。マーケットプレイスは値段的には安いは安いんだけど、ほぼ個別に送料340円がかかるのは大きい。でも1円の文庫(結構ある)とか、比較的高価な本を安く買いたい時に使える印象。
最近のヤフオクでの落札時のやりとりは、普通のECサイトで買うのとさほど変わらない労力で、ほぼストレス無しだと思う。出品者落札者ともに慣れてきたのもあるだろうし、やりとりを仲立ちする「取引ナビ」がよくできているのもある。でもそういや手数料払ってるんだよな。すぐ忘れそうになるけど…
「人間ってデジタル化できるのかなぁ?」とか寝ぼけたことを考えたことがある人は絶対読んでみるべし!なSF小説。その思考実験をかなり押し進めてくれる。というか押し進めすぎて皮膚と内臓が裏返ってしまったような話?。これを90年代に読んでたら衝撃を受けただろうなぁ…“もしその当時理解できたなら”。はっきり言って今読んでも置いてかれそうなところはある。まぁこれ以降でサイバースペースやVRを描いた小説や映画、もしかしたら実際の研究者なんかも、既にその影響は受けてるんだろうな。
90年代を代表するSF、という評価が以前から気になっていたので読んでみたんだけど、ちょうどRadioheadのライブがあったので「House of Cards」PVを見直してたら、何となくイメージがリンクした。
データをGoogle Codeで配布してたのも話題になった。一応DLはしてみたものの理解不能…。Processing、又はActionScriptでも使えるらしい。
RA DIOHEA_D / HOU SE OF_C ARDS – Google Code

Linotype社のタイプディレクター小林章さんの本『欧文書体』は、まさに“欧文書体入門”とでもいう内容で読みやすくて勉強になる本当に良い本でした。文字は昔から好きだったのに基礎的なことも知らずに使っていたんだなぁと。それ以前に、フォント名とかも雰囲気で適当に読んでたのが、ここに載ってるだけでもけっこう間違ってたりして…(というか皆、読めてないと思う。たぶん)。
アルファベット自体は既に日本語の一部みたいなものだから、知ってて使ってるつもりになってしまうんだろう。もちろんそういうフリーダムさからは面白いグラフィックも生まれるだろうけど、逆に“普通なもの”を作りたい時は、小さな疑問だらけになってしまい足かせにになる。やっぱり知識も必要だな、と。当たり前だけど。
日本の音楽アーティスト(バンド)の英語表記はすべて大文字(or小文字)だったり表記を指定してあることが多い。これはやはり言葉の意味と同じくらいに、その「形」にも意味を見いだしているからではないかと思う。CDDBの楽曲データなんかも、海外アーティストの場合は(「a」が小文字or大文字とかの違いはあるけど)ほぼ確実にキャピタライズで入力されているのに対して、日本のアーティストについては曲名などの表記も含め、ほとんどの場合“ジャケの表記通り”に律儀に入力してある。つまり受け手側も同じ感覚であり、という事は、日本人が共有する感覚なんだろう、と。あんまり関係ないな。
で、『欧文書体2』。書店(先日2度目の倒産をするもしぶとく営業中の青山ブックセンター)でパラパラ見た時は図版やカラーページが増えて、よりあっさりした本?にも見えたんだけど、まぁ「1」を持ってるし一応…という感じで購入。でもその辺はまったくの杞憂でした。こういう本を最後まで読み切ることってほぼ皆無なんだけど、今日は一日これを読んでたら終わってしまった。今回の内容は、テーマに沿った書体をピックアップする前半と、有名な書体を掘り下げる後半。単純に読み物として面白かったし、いくつかのフォントを今後有意義に使えそうな気がする。
小林章のドイツ日記 : 『欧文書体2』発売。ツァップさん、フルティガーさんにさっそく献呈
Amazon.co.jp: 欧文書体 2 定番書体と演出法(タイポグラフィの基本BOOK) (タイポグラフィの基本BOOK): 小林 章, 嘉瑞工房: 本圧g

『スカイ・クロラ』シリーズの本編、全5冊読了(ほかに番外編が一冊あり)。とりあえず刊行順に読んで、そのまま「スカイ・クロラ」をもう一度読んだ。話の流れとしては最初に出た「スカイ・クロラ」が最終巻にあたり、他は刊行順なので、ここで終わり。のはずが、そのまま2周目に突入。この半年間、飛び飛びに読んでいたので細かいところを忘れてしまったというのはある。けど、自然とそういう読み方ができてしまう作品でもある。
年をとらない子供同士が戦闘機で戦い続ける…子供にとっちゃ夢のような世界だ。“ちゃんと”戦争であって、でもあんまり死なないとかね。「永遠の夏休み(戦闘あり)」みたいな。いい瞬間だけをループしたかのような、終わりのない感じに惹かれるのかも。映画版はこの辺を膨らませて、大人になろうとしない最近の若者へのメッセージを込めたものになっているみたい。耳の痛い話だ…。
レシプロ戦闘機を自由自在に操れたら最高だよなぁ、という作品でもある。ひさびさに坂井三郎『大空のサムライ』を読みたくなった。『紅の豚』も関連作品かな。ラダー/エルロン/エレベーター/フラップ…のような飛行機の舵の種類、その動きなんかを一とおり覚えておくと、空中戦が見えてくる…かもしれない(意外と難しい)。
そういえば、物語の(特に前半の)主人公は草薙水素という名前で、攻殻機動隊の主人公、草薙素子と似ている。なにか深い意味は…無いだろうな。