山本現代『UKAWARTCHIVES♯1』

先週土曜、宇川直弘氏の個展『UKAWARTCHIVES♯1』に行ってきました。あんまり感想はない。いくつかの作品は知ってはいたので「あ、これか」というのはあったかな。たぶんもともと、そんな真面目に受け取る作品じゃないと(と本人も思ってると)思うんだけど、かと言って笑えたとかそういう事もなかった。その辺ある意味すごく現代美術っぽいのかも?(知らんけど)。まぁ美術云々より、ああいうガジェットもしくはガラクタを収集する視点とか余裕(業っぽくないというか)がちょっと羨ましい。

ところで、この山本現代というギャラリー、ウチからすげ〜近い!!川沿いの公園となりのビルの3F。全然知らなかった。もっとも看板も出てないので、普通に通りがかっても知る余地はないんだけれど。そのビル自体が美術系のコンセプトのようで、1〜3階がそれぞれギャラリー。まわりに洒落た店なども皆無だし、こんなところに人来るのか?と思ったけど、さすが宇川氏というべきか、その最終日だからというのもあってか、そこそこ来てました。普段はどうなんだろ?またそのうち入ってみよう。

YAMAMOTO GENDAI

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森美術館『英国美術の現代史:ターナー賞の歩み展』

“あの牛”を一度見ておこう、ということで『英国美術の現代史:ターナー賞の歩み展』に駆け込みで行ってきた。いくつか良い作品はあったけど、やはりデミアン・ハーストの牛さん。見た目のインパクトはもちろん、誰が見てもなんらかの問いかけがあるだろう良い作品でした。

結構混雑していたので、この作品的にはもうちょっと緊張感のある空間が合うなぁ、とは思ったかな。“牛の間”を並んで順番に通ったりしたんだけれど、その光景には生や死という元々のテーマとは違うものをふと感じてしまったりして。食物連鎖とかそっちの方向。

その方向でいくと、クジラの死体を丸ごとプラスティネーションしてウォークスルー可能にする、というのはどうだろう?ありも無しもねぇよバカ!…って事もないと思うんだけど。技術的に可能とすると、動物を丸ごと建築の構造として使えるという事にもなるな。植物だったら昔からやってることかもしれない。

ターナー賞は1984年に始まったイギリスの現代美術の賞で、近年は普通の人にも広く認知されているらしい。「表現方法にかかわらずノミネートされた候補者の中から、たった一人を選ぶ」というわかりやすさがポイントなんだろうな。その年の象徴みたいな作品ができることで、現代美術みたいなワケのわからん世界も見晴らしが良くなる、と。

そういえば、映画『ザ・セル』で馬を輪切りにしてたターセム監督の新作『落下の王国』が9月公開。今回もすごい映像を見せてくれそうで期待大!

森美術館

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原美術館『ヘンリー・ダーガー展』

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ヘンリー・ダーガー展、最終日ギリギリに行ってきた。展示はまずパノラマ的な構図の大作?が思ったより沢山あった、というかそれがメインだったのが良かった。何か絵巻物でも見てるような感じで、結構たくさん描いてたんだな、と。

この人の作品は自身の小説の世界、楽園というか悪夢というかどっかネジのはずれた妄想の世界…をベースに描いた作品なんだけど、精神疾患を負った人の作品にたまにある「本気で怖ぇ!」みたいなのは無かったな。トレースで量産した裸の少女とかも、ガタガタした鉛筆の線とかも含め、普通にかわいかったりして。この人はもちろん背景込みで興味深い人なんだけど、構図とか色彩とかの絵としての完成度が予想以上に高くて、生で見といて正解でした。図録が売り切れてたのが残念!

しかしスゴい人だったな。展覧会の最終日+連休の最終日で、原美術館が狭いのももちろんあるけど。あと女性の比率が高い…かなり高い。共感するものがあるのかな。原美術館も初めて行ったけど実に良い雰囲気。今さらながら東京は色々あるなぁ。

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