映画『その土曜日、7時58分』
シドニー・ルメット監督作。とある兄弟が強盗を企てて…という犯罪モノ。現代的な設定を使いながらも昔ながらのハードボイルドな雰囲気が渋い!でも“カッコいい犯罪者”の話ではないんだけども。人間ドラマというか心理描写というか、だんだんと追い込まれていく緊張感がたまらんです。
時系列のシャッフルは大胆にやっているものの、全体的にはオーソドックスなつくり。でも演出が上手すぎる!全てがビシッと決まってて全くぶれが無い。そこから生まれる緊張感やらスピード感なんだろうな。キャスティングもいいし、その役者からさらに良い演技を引き出してると思う。オフィシャルサイトによると、徹底的にリハーサルをしてから撮影に入る、という制作スタイルらしい。
エンドロールを見ていたら「Panavision Genesis HD」という文字。こういう映画も今はデジタルなのね。普通にフィルムの質感に見えたけど。
タイトルが何か変な感じ。「その」って言うかな?
でも特徴的な邦題をつけたくなるのは何となくわかる。そんな映画。