『スカイ・クロラ』シリーズ読了

『スカイ・クロラ』シリーズの本編、全5冊読了(ほかに番外編が一冊あり)。とりあえず刊行順に読んで、そのまま「スカイ・クロラ」をもう一度読んだ。話の流れとしては最初に出た「スカイ・クロラ」が最終巻にあたり、他は刊行順なので、ここで終わり。のはずが、そのまま2周目に突入。この半年間、飛び飛びに読んでいたので細かいところを忘れてしまったというのはある。けど、自然とそういう読み方ができてしまう作品でもある。
年をとらない子供同士が戦闘機で戦い続ける…子供にとっちゃ夢のような世界だ。“ちゃんと”戦争であって、でもあんまり死なないとかね。「永遠の夏休み(戦闘あり)」みたいな。いい瞬間だけをループしたかのような、終わりのない感じに惹かれるのかも。映画版はこの辺を膨らませて、大人になろうとしない最近の若者へのメッセージを込めたものになっているみたい。耳の痛い話だ…。
レシプロ戦闘機を自由自在に操れたら最高だよなぁ、という作品でもある。ひさびさに坂井三郎『大空のサムライ』を読みたくなった。『紅の豚』も関連作品かな。ラダー/エルロン/エレベーター/フラップ…のような飛行機の舵の種類、その動きなんかを一とおり覚えておくと、空中戦が見えてくる…かもしれない(意外と難しい)。
そういえば、物語の(特に前半の)主人公は草薙水素という名前で、攻殻機動隊の主人公、草薙素子と似ている。なにか深い意味は…無いだろうな。