空気人形
是枝監督の作品はまだ一本も見た事がないし(そろそろ『誰も知らない』を見よう)、原作の漫画も読んでないのでボケた感想になってしまうけど、パッと見てすごくキレイな絵だなと。光の感じとか色とか、背景のぼかし方とか、日本の風景には見えないです。マイケル・ウィンターボトム作品(も大して見てないけど)みたいだぞ、と。これだけで映画館で見た価値はありました。
キャスティングの良い映画で、ペ・ドゥナも役にぴったり。ファニーで哀しげで、そしてぎこちない。どうしてもおっぱいというか乳首に目がいっちゃうんだけど(というか横からのアップが多いんだ!)、窓から外を見ているシーンの背中ごしのショットとかもすごく綺麗。いいです。内容的にはきついシーンも絵作りとドゥナちゃんの人形っぽさで、ふわっとフィルターがかかったような全体のトーンは変わらず。
それもあってかクライマックスにはちょっと違和感がありました。原作がそういう話なのかもだけど、唐突というかすんなり入ってこない感じ。ショッキングなのはアリとしても、違う展開があったんじゃないかな。ラストは良いと思うので、ちょっとした展開の妙なのかもしれないですが。
おっぱいおっぱい。