白
『デザインのデザイン』に続き、原 研哉著『白』。表紙も色温度上がってさらに白い、綺麗な本です。白とはどんな色なのかを紙を中心に様々な切り口から考察しています。
右から読むと日本語、左から1/3が英語の和英スプリット本(?)なので、それほど読む部分は多くないですがその分切れ味鋭く、白という色を語るにはしっくりきてます。鋭いとは言っても、やはりものすごくわかりやすく言語化してくれているのは前作から変わらず。
内容的には「理解」とかそういう事ではないので、同じイメージを描けて共感できるかどうか?という事なんだけど、読んでみれば白という色をより強く意識できるはずです。
ある対象について深く考えることによって、その対象が、まるで初めて見るかのような新鮮さを取り戻すことがある。
この本はそういう本だし、表現やデザインというのは元々そういう事であり、白はその新鮮さを表現しうる色なんじゃないか(それだけじゃないけど)…という本。
銀閣を見に行きたくなる。
