ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

最初のTV版の後、なんだかんだで結構なバージョンが発生していて、そこには(細かく見れば全然違うとは言え)前作「序」も含まれると思うんだけど、今回ついに、やっと、話が動き出しました。たとえば旧劇場版の弐号機VS量産型のシーンなんかは「やっと新しいシーンが見れた」感があったけど、今回はほぼ全編“それ”と言ってもいいです。すばらしい!

話のベースになってるのは「よく知ってる話」。で、一見それがメチャクチャにカット&ペーストされているように見えるんだけど、実はこっちの方が「より完全な組み合わせ」なんではないかと。パズルのピースを一個一個検証して、全く違う組み合わせにしてしまったような…このハマり具合は逆におそろしい。

ある意味、お話としても前よりちゃんとしてるというか、「あーそりゃシンジ君も怒るわな…」みたいな感情移入もしやすい感じ。シンジ/アスカ/ミサトの「トラウマ頼み」だった部分がずっと減ったし、たぶんその辺の事も、比重を軽くしつつ、ドラマとして描けてるんだと思う。前の痛々しいのも、それはそれで良かったけども。

新しい要素も大量に入っているんだけど、仮設五号機のデザインとか、新登場の眼鏡っ娘の役回りとか、映画見ただけではイマイチ見えてこないところもあります。まぁ見る前に情報を一切入れなかったので、調べればわかるのかも。

というか、はっきり言って意味わかんなくても、ぶっとんだ密度と絵の動きだけでも圧倒されるであろう、スゴい映画。このレベルの映画があと2本あるとは!楽しみです。

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