グラン・トリノ
うなるイーストウッド。この頑固オヤジ…最高すぎる。
一見シンプル、それでいていろんなものが織り込まれていて、見れば何か残るものがある映画だと思う。で、実はかなり笑える映画でもあったりする(だからこそ泣けるわけだね)。今回で俳優引退(?)というのは無関係かもしれないけど、なんとなく過去のイーストウッド映画がフラッシュバックして見えてくる感じもある。
しかし改めて、移民だけの国ってのはすごいもんだ。つうかどこの世紀末よ!…なんて言ってられる状況じゃないか、日本も。でもアメリカはどこまでいってもアメリカ、という気もする。国の性格というのはそうそう変わるもんじゃないのかもしれない。
その辺、わりと人間とか関係なくて、その国が持つシステムとかハードを「実行」したときに、自動的に決まってくるもんなんじゃないかな。なんというか、ヒトを構成する分子がそっくり入れ替わっても、それによって病気や怪我が治ったりしないように、構成要素が入れ替わっても国の性格は維持される、と。根拠はない。
で、そうだとすると?…いずれ日本が移民だらけの国になった時、それでも日本らしさは変わらず維持しているかもしれない…そんな事を考えてみた。どうだろうなぁ。まあ一応、その状況をイマジンする事はできるけど。はてさて。
象徴として使われているアメ車、グラン・トリノもカッコいい。アメ車はアメ車でいいんだよな。BIG3は一度、“超クルマ好き”の誰かにまかせてみたらどうだろう。ブランドブランド言うけど、もはやあのバッジが何かを表しているようには見えないよ。誰かがスピリットを注入しないと!