バンギャル ア ゴーゴー
(ちょっと並べてみたかった)
バンギャル=バンドギャル、いわゆる“追っかけ”の少女達の物語。何と言うかズブズブとぬかるみにはまっていく様が..イタタ。それでも不思議と読後感は良いし、ノリもあるしで読んでて楽しかった。作者さんも実際に自分が追っかけだったり、バンドやったりとシーン内部にいた人らしく、細部や登場人物の描写にその辺が出てる気がする。
そういえば、Xが全ての始まりだったみたいな話(<主人公の主観では)になってるけど、個人的にはXはヴィジュアル系の亜流、又はむしろメタルバンドとして見ていたな。まぁそんなサウンド的な相違よりも、その美学の方を上位に見るところが、ヴィジュアル系たる所以なんだろう。ともあれこの小説、音楽や好きなバンドに救われた気持ちとか、少々ムズムズするような共感は確実にある。
実はこのカバーイラストが結構重要というか効いてるかもしれない。単純にこのイラストによって、登場人物やファッション描写に“今”と“少女漫画キャラ”のイメージがプラスされる事で感情移入しやすくなってるな、と。何というか、当時のヴィジュアル系女子ってこんなにカワイイ感じじゃなかったような...いや、忘れた。
イラストは大谷リュウジさんという方。個人的に“白黒好き”なのもあって、このタッチも当然好きだな。同様にシマウマも好きだったり..ってその次元かい!いや、実際その次元で好きなのかもしれない。パンダもね。
で、結局のところ、当時一番髪の毛を高く立ててたのは誰だったんだろ?

