文  字  講 座

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「文字」をテーマにした13本の講演をおこした本。語り口調&分量的にも適量なので読みやすいし、それぞれが違う切り口なので飽きずに読めます。ちょっと高いけど、読んでみると普通にそれくらいという感じ。

内容としては、全てのローマン体の原型であるトラヤヌス帝の碑文について、Gill Sansを作った彫刻家エリック・ギルの話、もともとは筆記体とも言える「ひらがな」をどうやって四角に収めたか…みたいなアカデミック路線がやはり面白い。あとは、タイプデザイナーやAdobeの人の話、グラフィックデザイナーの事例っぽい話、などなど。

最近タイポグラフィ関連の書籍、特集を組む雑誌が多い気がする。広告というものが転換期を迎えつつあることで、いまいちどデザインの原点を見つめてみよう、ということかな。Webの方もHTML5やCSS3によって少しは表現力がアップしそうだし、印刷物とは別物なりに「文字」の存在感が上がるのは間違いない。楽しみだね。

タイトルの文字組みが見れば見るほど不思議…う〜む。ひょっとして…釣り? まぁ日本刀の「刃」と「柄」のようなパワーバランスなのかな、とは考えられるけど…ある種のトラップというか、何やら得体のしれない、不気味なものを感じる。おそろしやw

文字講座 文字講座 (単行本) 文字講座編集委員会 ¥ 2,310

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